便意が無くて便が出せない

便意が無くて便が出ない|硬くなる前にスッキリ出すには

痔を予防、痔の痛みを和らげるためには、便を柔らかく保つことが必要不可欠です。便は腸の中に滞在する時間が長ければ長いほど、水分を奪われ硬くなってしまうので、なるべく早く排便することが大切です。

 

 

しかし、腸の中に便が溜まっているのにもかかわらず、便意が起こらないため、排便できないこともあります。この便秘ような直腸性便秘と言います。一週間以上出ていないという人は直腸性便秘の可能性が高いです。

 

 

直腸性便秘を解消すためには、下剤に頼りながら食生活の改善が必要です。下剤と聞くと体への負担、副作用、クセにならないか心配と思うかもしれません。確かに下剤の種類や用法用量によってはそのようなことが起こることがあります。

 

 

また、薬なので体への負担がゼロと言うわけではありません。しかし、便を体の中に長い間溜めておくことは、体への負担はもっと大きいです。上手に下剤を利用しながら、便意を取り戻して、自然な排便を目指してください。

 

 

体への負担が少ない下剤

下剤はできれば病院から処方されたものを使ってください。。薬局で購入することが出来る下剤もありますが、その多くにはセンナ、大黄、キャンドルブッシュなどの成分が含まれています。

 

 

これらの成分が入った下剤はアントラキノン系と言われ、効果が強く、即効性がありますが、その代わり依存性があり、副作用が強いのが特徴です。腹痛やお腹の張りが強く、どうしても我慢出来ないとき以外は使わない方が良いです。

 

 

体への負担が少ない下剤には、下記のようなものがあります。

 

 

■ラキソベロン(ピコスルファート ナトリウム水和物)
妊婦さんの便秘解消によく使われる薬です。副作用が少なく、母体にも赤ちゃんにも優しいといわれています。ラキソベロンは、大腸を直接刺激して、動きを活発にすることで排便を促してくれます。

 

 

この薬は液状なので、症状に合わせて量を調整できるのも特徴です。ただし、長い間使っていると体が慣れて効果が薄くなってしまいます。食生活を改善して、使用期間が短くなるようにしてください。

 

 

■酸化マグネシウム
この薬は、便の中に水を引寄せて柔らかくします。飲んだらすぐに効果が出ませんが、ある期間飲み続けることで少しずつ便が柔らかくなります。また、長期間飲んでも体が慣れることはなく、依存性もほとんどないので安心して使えます。

 

 

■レシカルボン坐薬
レシカルボン坐薬を肛門から挿入すると、腸の中で炭酸ガスが発生します。この炭酸ガスによって大腸が刺激受けて、便意が起こりやすくなり、排便が促されます。この排便までの流れは、自然に起こる排便に近いので、体への害が少ないです。

 

 

これら体への負担が少ない下剤を飲みながら、食生活を改善していると徐々に便が柔らかくなり、排便が楽になってきます。また、食事で食物繊維をしっかり取ることで、便意が起こりやすくなってきます。

 

 

便秘を改善する食事についてはこちらの記事にまとめているので参考にして下さい。

 

 

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